危機にこそぼくらは甦る
青山繁晴 著
ぼくらの真実の加筆という設定なのだが、加筆が多い(笑)
写真ではわかりにくいのですが、399ページもあります。
普通、この手の本は、250ページ前後です。価格的にも。
ボリュームだけで1.5倍。
価格は1.1倍
なんと良心的!
読みごたえがありました。
内容として、一番印象に残っているのは、前回の「ぼくらの真実」とも合わせて、我々が住んでいる日本という国は、資源があり、経済力もあるが、守るための憲法がない。
青山さんが言うように、真正面からの憲法改正をすべきだと切に思う。今回、衆議院解散選挙が行われると思うが、なんと憲法改正の争点は5番目(最後)になっている。
せっかく、勇気ある決断をして解散選挙をするんだったら真正面から国民に問うて欲しかった。
消費税も増税するとか言っているし。ただ、消費税増税については、財務省の警戒心をかわすための嘘かもしれない。それは、直前2019年10月まではわからない。
北朝鮮が拉致をしてもうかなりの年数が経ってしまった。私は、拉致被害があることを知ったのは、大人になってからだったので、残念な国民の一人だった。
他人事ではないだけではなく、自分や家族、友人、仲間が拉致されて取り戻せないのはつらい。
現憲法は、米軍(連合軍)が作ったといっても過言ではない。これは、後世の子どもたちにも事実として伝えていこうと思う。
憶測だが、当時の人たちは、国体を守ることを優先したのだと思う。我々に改憲の思いを託して。
いよいよ改憲の時期に来た。世論が改憲に追いつけるかどうかだが、マスコミのミスリードがいよいよ過激になるだろうな。
万一、改憲に失敗しても次につながる第一歩には少なくともなると思っている。