タダより高いものはない
上念司 著
巷で騒がれているおいしそうな話や怪しい話をデータを使って解説してくれている。
ノリ突っ込みも面白い(笑)
経済政策でいえば、河野太郎さんの話が出てきていた。
「出口戦略」という言葉。
時々見たり聞いたりするが、私も時期尚早だと思う。
物価上昇率が2%になった瞬間に実施するつもりだろうか。
もしそうなら、以前の日銀と同じだ。以前の日銀も物価上昇率が1%前後になるように調整したとしか思えない政策をしていた。
これは、以前に上念さんが主張していたデータだ。この本ではない。
日銀の仕事は何か?
ゆるやかな物価上昇とそれによる雇用の改善だ。
FRBもこの二つを掲げている。
勉強不足な国会議員が少なくないが、そもそも勉強する気があるのかどうか怪しい
ただ、選挙で選ぶのは我々国民だ。国民が賢くならなければいけないなと思う。
あと、歳入庁の導入も書いてあった。高橋洋一先生もおっしゃているし、私も同意見だ。
仕事を簡素化すると困る人がいるからしないというのは、それこそ無駄だ。