なぜ間違えたのか⑬
第十三弾!
今回は、「ストーリーのワナ」というお話
~なぜ、歴史的事件の意味は、あとからでっち上げられるのか?~
「ストーリーのワナ」とは、物語が分かりやすくするために真実を単純化してしまう傾向の事さすのだそうだ。
そうなると、物語にうまく収まらないことは排除されてしまう
人間という生き物は、事実を物語にすることで理解しやすくなるからだそうだ。確かに事実だけを見るよりも、そこから物語にする方が面白い。
小説が良い例だと思う。
ちょうど今、「幻庵(げんなん)」という本を読んでいるところだが、物語は非常に面白い。
私は、小説の類はあまり読まないが、時々無性に現実逃避したくなる時があるのかもしれない(笑)
ただ、物語にすることで、重要な真実を排除されてしまっては、物事の本質にたどり着けなくなる。
そうなると、とるべき対応を間違ってしまう。
結論として、物語をばらばらにして、真実と事実を確認することだと締めくくられている。
そう思う。