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なぜ間違えたのか⑰


第十七弾!

今回は、「報酬という刺激のワナ」

~なぜ、弁護士費用は「日当」で計算してはいけないのか?~

人間は、自分の利益になることをする。

私たちは、刺激の内容が変わると、素早く、徹底的に行動の仕方を変える。

その際に、刺激には反応するが、刺激の背景にある意図には反応しない。

刺激(報酬)を与える場合は、結果を予測してから行わなければならない。今風に言うと、インセンティブが働くようにしなければ、むしろ逆の結果になってしまう。

例として挙げられていたのは、

昔のベトナムで、ネズミが問題になり、「ネズミの死骸を届けたものには、報酬を与える」という法律を作ったところ、

ネズミを繁殖させて、報酬を得る人が増え、結果、ネズミが以前より増えたという話が合った。

報酬には反応するが、ネズミを減らすという背景には反応しない例だろう。笑ってしまう話だが、実際、人間はそういう行動をする。

本には書いていなかったが、昔、アメリカで「禁酒法」が出来て、かえってギャングを反映させてしまうという事があったそうだ。

映画「アンタッチャブル」で知った。いい映画だった。

この映画で、アンディーガルシアを知った。ロバートデニーロはもっと前から知っていたし、尊敬する人の一人だった。

話がそれたΣ( ̄ロ ̄lll)

人間は、利己的な動物の様だ。気を付けなければ。


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