なぜ間違えたのか㉗
第二十七弾!
今回は、「ゼロリスクのワナ」
~なぜ、危険を徹底的になくそうとすると痛い目に合うのか?~
「ゼロリスクのワナ」とは、リスクが少しでもあると安心できず、膨大な費用、時間をつぎ込んでしまうことを言うそうだ。
それは、様々な場面で見ることが出来る。
そもそも、リスク「0」を人間は好むが、はっきり言って不可能だ。交通事故を「0」にするのは可能か?
不可能だ。
人間が運転している時点で、必ずエラーが発生する。
では、コンピュータが操縦する自動運転だと?
雷が落ちて、コンピュータが止まることもあるだろう。
つまり、交通事故一つとってもリスク「0」はあり得ない。だから、減らせるかもしれないが、いくらお金と時間をかけても「0」にできないものはできない。
面白い例がある。
アメリカだ。
発がん性実質を取り除け!という法律が出来たばっかりに、発がん性はないが、体に有害な物質が増えるという結果を招いた。
アメリカについては、言いたいことがいろいろとあるがここではやめておきましょう(笑)