なぜ間違えたのか㉘
第二十八弾!
今回は、「希少性の錯覚のワナ」
~なぜ、少ししかないクッキーはおいしく感じるのか?~
これは、「リアクタンス」(reactance)と呼ばれている。別名を「ロミオとジュリエット効果」とも呼ばれているそうだ。
希少なものに価値を感じるという人間の行動パターンだ。これは、何にでも適用されてしまう。
心理学実験でも何度も検証されていて、疑いようがない。
特に、手に入らなくなったものほど高く評価するそうだ。それが、どんなに役に立たないものでも。
オークションで価格が付けられるとそれがわかる。
先日、アインシュタインのメモが億単位の値段で取引されるのニュースを見た。
私は、希少だとは思うが、有益だとは思えない。書いてあることばが、素晴らしいとNHKのニュースで言っていたが、その紙でなくても内容は伝わる。
きっと、このメモを手に入れた人は満足するだろう。自慢する以外に役に立たないが(笑)