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申し訳ない、御社をつぶしたのは私です。


カレン・フェラン 著

神崎朗子 訳

本のタイトルが凄まじい(笑)

著者は、有名コンサルタント会社に長年勤めてきて、このような結論になったようです。

確かに、啓発本や、成功する会社の本は数多くあります。

私も多くのこれ系の本を読みました。読み漁りました(笑)

私が以前勤めていた会社でも、「競争戦略」の本を基本にして会議、研修がなされていました。

意味がないにも関わらず。

意味があることもあるとこの本にも書いてありました。

それは、コミュニケーションスキルや、基本業務を会得するための研修です。

スキルでカバーできるものはカバーすればよいと思います。が、一番疑問に思うのは、「リーダー研修」というものでした。

リーダーに必要な資質があって、身につけることが出来るというもの。

この本で、それを否定してあります。

今まで、優れたリーダーと言われた人々を比較してみて、共通点どころか、矛盾だらけだからです。

共通点がないわけではない。

チームを引っ張るということだ。

スティーブジョブズが割と多く引用されていて、同感するところが多いのだが、ジョブズは、有能な人を見つける能力、説得する能力があったからこそ、今のアップル社がある。

スティーブジョブズ自身は、機械のことに強いわけではなく、デザインについても自分ではできない。

が、機会に強い人を見つけて、説得し、一緒に会社を立ち上げることに賛成させた。何もないガレージで(笑)

映画、「スティーブジョブズ」はお勧めです。


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