なぜ間違えたのか㊲
第三十七弾!
今回は、「人物本位のワナ」
~なぜ、コンサートのあとでは指揮者やソリストの話しかしないのか?~
この、「人物本位のワナ」は、ある出来事を説明するときに、人物に焦点をあてすぎて、外からの影響や状況といった原因を過小評価してしまうことを言う。
これは、我々が集団でなければ生きていけなかった生活の仕方の影響しているとのこと。
誰も一人では生きていけない。
つまり、周りのことを常に考えて生きていかなければならないから、人に焦点を当ててしまうのだそうだ。
例の一つとして、企業経営が失敗した場合、CEOが交代させられるのはどうか?というのがあったが、それはしかるべき手段だと思う。
理由は、企業経営の責任者であり、権限も持っているからだ。しかるべき手段があるにもかかわらず、それをとらないことにより、企業経営は失敗する。
ただ、カルロスゴーンのように、CEOが変わり、経営手法が変わったことにより、V字回復する場合もある。
これは、人が企業を変えたと言えるのではないだろうか?
ただ、人が原因ではないにも関わらず、戦争責任をヒトラーのみに押し付けたり、業績が悪い原因を社員の営業成績が悪いことにしたり。
やる気がないともいわれたこともありました(笑)
今でもよく覚えていますね~ 「だから、お前はダメなんだ!」ってね。
何が原因なのかは、客観的な事実を確認しよう。