なぜ間違えたのか㊽
第四十八弾!
今回は、「選択のワナ」
~なぜ、社内にはいつも自分と同性が多いのか?~
「選択のワナ」とは、同じ状況でも全体から見た場合と、自分がその状況にはまり込んでいる場合とでは、感じ方が変わるというもの。
本書の例にもあるが、渋滞発生率が10%の道路でも、自分はほぼ毎日渋滞にはまってしまうというのはおかしいと感じる。
ただ、渋滞発生率10%は、その道路の朝から晩までの話だ。渋滞が発生するのは、朝か夕方だろう。
さらに面白い例があった。
ある女性が、とある男性と奇跡的に出会ったといって驚いていた。が、考えてみると、自分が存在しなかった場合を考えていない。
存在しなかった場合は、奇跡的に出会う事もない。という。
信号に引っかかる回数が多いと感じるのは、信号に引っかからないときには、そんなことを考えないからという事だ。
自分中心なんですね。人間って残念な感じがする。