まじめなのに結果が出ない人は、「まわりと同じ考え方をしている」という法則
カスピアン・ウッズ 著
河村めぐみ 訳
1.リーダーの法則
人を動かす人と動かされる人の違い
がむしゃらに突き進む
平気で人に頼る
時には車で寝る
こまめにメールチェックしない
失敗は許す(ただし、自分の失敗は忘れない)
「急ぎの案件」を放っておく
世の中の「悪い動き」を追わない
罰則で人をコントロールしない
「トレンド」に乗りすぎない
ずうずうしい
案外「小心者」である
リーダー論というのが世の中にあふれていますが、私は基本的に信用していない(笑)
リーダーの条件的なものがあるが、すべてを満たせば良いリーダーになれるそうだ。実際にそうなった人を見たことがないからだ。
さらに、かつて良いリーダーと言われた人たちが、このリーダーの条件を全部満たしていたわけではない。
別の本で、どうような批判が説明されていた。もっとも説得力があるのはアップル社を起業した「スティーブジョブズ」だ。
スティーブジョブズに関する本をいくつか読み、映画を見て、人格的には尊敬できる人ではないと感じている。
ジョブズは、人を見る目が間違わない、成し遂げたいビジョンがある(がむしゃらに突き進む、平気で人に頼る)、が、失敗を許さなかった(笑)
周りと同じことをしていると成功しないといわれるが、確かにそういった面は大きいと思う。
リターンを得るには、リスクが伴う。仕事でも株でもそうだろう。
身近なところだと、漁師さんや農家もこのリスクを背負っている。
友人(かつての同僚)に農業に転職した人がいるが、ハイリスクハイリターンだという。
災害による不作のリスク、豊作による価格リスク。
両方のバランスが良いととても儲かるそうだが、自分でコントロールできないことを言っていた。
周りと違う事をしてこそ、得られるものがある。お金だけではないと思う。