消費税って何?
そもそもの税金とは何か?という事はひとまず置いておいて、消費税について考えてみました。
消費税は、2017年12月現在8%です。そして、2019年10月に消費税率10%が待っています。(過去に2回延期しています。)
導入されたのは1989年4月 消費税3%でした。
さて、本題に入りましょう。
物事には、メリット、デメリットがありますね。
では、消費税のメリットは?
ありません! っと言いたいところですが、確かにメリットがありますΣ(゚д゚lll)
ただし、過度なインフレ時に消費を冷やす効果です。
そうすることで、適切(マイルド)なインフレ率に戻すことが出来ます。
次に、消費税のデメリットは?
ありますよ。それはもうたくさん!
デフレ時に、今のようなデフレ時には、さらにデフレになります。
物価上昇を目標としているにもかかわらず、その反対に物価をさらに下げてしまいます。
消費を冷やしてしまいますから。
また、消費税の構造上、負担が低所得者に強く働きます。
例えば、削ることが出来ない食費を考えればわかります。
高所得者は、収入に応じて食費が増えるでしょうか? いいえ、増えません。
年収が300万円の人と、年収が600万円の人がいます。
年収600万円の人は、年収300万円の人の2倍食べますか? 無理ですね(笑)
つまり、低所得者のほうが、税負担額が大きくなります。
いわゆる高所得者(年収1000万円以上)の比率は、約10%ですから、9割の人たちが苦しむことになるのが現状です。
さらに、消費税の未納率が高いということです。
税金全体の未納の約半分が消費税の未納です。
メリットが少ないうえに、デフレ期は増税すべきではありません。
消費税とはそういうものです。
私は、消費税そのものに反対です。むしろ、所得税の税率を変更して、より多く稼いでいる人から徴収する方が良いと考えています。
理由は、所得が多い人は、他の人から稼がせてもらっているからです。
税金については、もっと学習していくことにしましょう。