自衛隊とマクロ経済
自衛隊の経済学
桜林美佐 著
経済評論家 上念司氏
自衛隊の経済学というタイトルの本の中で、自衛隊の現状、問題点、今後の対策が書かれてありました。
上念司氏が、経済的な観点でアドバイスを入れるというスタイルでした。
自衛隊に限らず、今の日本が抱える問題点は共通している部分が大きいことに気が付いてきました。
端的に言うと、我々国民側の理解が浅い、もしくは間違っているという事です。
それは何か?
「プライマリーバランス」です。
「プライマリーバランス」、「財政健全化」が経済を悪くしているという事です。
経済対策というものは、インフレーションの時と、デフレーションの時と対応が逆になります。当然ですね。
中学3年生の公民の教科書にも書かれてあります。
であるにもかかわらず、理解していない国民が多いという事に気が付きました。
そもそも、テレビや新聞の報道が間違っているのですから、仕方がないともいえます。
私は職業柄、正しいのか?正しくないのか?について考えることが多いので、その問題の本質は何なのか?という事を第一に考えるようにしています。
かのアインシュタインも言っています。
“If I were given one hour to save the planet, I would spend 59 minutes defining the problem and one minute resolving it.”
「もし、私が地球を救うために1時間与えられたのなら、59分を問題の定義に使い、解決のために1分を使う。」
そうなんです。何が問題なのか?という事が分かれば、答えはおのずと導かれるのです。
自衛隊の予算が必要なら、経済を大きくすればいい。
財政健全化がしたいなら、経済を大きくすればいい。
拉致被害者を取り戻すには、憲法改正をすればいい。
中華人民共和国の軍隊が尖閣諸島に領海侵犯してくるなら、憲法を改正すればいい。
行きつくところは、この2つ。
①経済を大きくする
②憲法を改正する
細かいところはまだまだありますが、まずはこの2つを変えればいいんです。
では、変えるためにはどうするのか?
変えられる人は、国会議員です。
国会議員を選ぶのは我々国民です。
つまり、我々国民が出来ることは、日本をよくするために働いてくれる国会議員を選ぶこと。
新聞やテレビは、嘘の報道をしてきます。
子どもたちが間違うのは、愛嬌があって可愛く感じるのですが、いい大人が、公共の電波や新聞と言う媒体を使って、間違う(わざと?)のは、可愛くも何ともありません。
むしろ、腹立たしい。イライラする。むかつく。
おっと、本音が駄々洩れですね(笑)
試験に合格する勉強も大事だと思いますが、何のために勉強するのか?という事を本当に理解して取り組んでいきます。