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心理学
心理学と言えば、ユング、フロイトが有名ですが、私はアドラーを中心に詳しく学びました。詳しくなくであれば、ユングもフロイトも学びました。大学で。
アドラー心理学は、私の中では一番腑に落ちた感じがしました。
アドラー心理学を詳しく学習しようと思ったきっかけは、面倒な上司がいたからだったのです(笑)
ここでは詳細を割愛しますが、行動原理を知って、対処したかったんです。出た結論はとてもシンプルなものでした。自分でも驚きましたが、とてもうまくいくようになりました。
大雑把に言えば、「気にしない」という事でした。アドラー心理学では、課題の分離というものです。目からうろこがどれだけ落ちたことか。掃除が大変なぐらい落ちたと思います(笑)
会議においても落ち着いて対応出来るようになりました。仮に、自分がミスをして責められたとします(実際にありましたが)。その上司がよく言っていたのは「お前のいい加減な性格が原因だ!」と。確かに、いい加減かもしれませんが(笑)。
以前は、いちいち落ち込んでました(笑)
自分はダメな奴なんだと…
トラウマは残ってません。トラウマなど存在しないのだから。
今から思えば、その時の自分に言ってやりたい。「いちいち落ち込む暇があったら仕事しろ!」と。
アドラー心理学を学んでからは変わりました。ミスが発生するメカニズムを合理的に分析して、業務自体を改善したほうが良いと。
ですので、部下に対しても同様に対応するようにしました。もちろん、腹は立ちません。業務を改善したい(目的論)のですから。そのことも部下に伝え、迷惑をかけてしまった人には謝罪して、今後どうするのかを大事にしたのです。すると、部下も一緒に考えてくれるようになりました。
これは、子どもたちとの対話でも同じです。
「先生!課題(宿題)してません!」(堂々と言うね(笑))
「ふ~ん、どしたの?」
「部活が忙しくて、学校の宿題が多くて…」
「そうなんだ。じゃあ、どうしようか?」
「残ってやります!」
「そう?前回の課題はそれでもいいけど、次回も同じようにならないかな?」(そもそも課題をするタイミングが大事なんだけどな)
「う~ん、そうなるかも」
「じゃあ、どうしよっか?」
「学校の宿題は学校の休み時間にする!」
「そっか、今週はそれで行ってみる?できそう?」
「出来る!」
となります。ただし、たいていは、1、2日は頑張れるのですが、三日坊主というやつになります。その対策は別途お話ししましょう。
結果として、職場では、部下も成長し、生徒たちの合格実績はあがり、業績も上がりました。アドラー心理学で業績アップ?と簡単な構図ではないと思いますが、影響しているのは間違いないと私は考えています。
アドラー心理学を業績アップのために学ぶことを勧めているわけではありません。私がアドラー心理学を薦める理由は、心の平穏をもたらすためです。
特に、悩める子どもたち、いや、大人でも同じです。悩む必要はありません。努力は必要だと思いますけど。
心理学の学習方法は、気になる、興味がある本を読んで、実践してみること。です。考え方を学び、自分でもやってみて、違うなと思えば、どこが違うのか?を理解すればよいのです。
客観的な視点に立つことで、冷静さを保つことができます。もちろん、人間ですから、腹が立つこともありますし、悲しくなることもあります。
ここでは、腹が立った時の対処方法の一つをご紹介しましょう。それは…
「数字を数える」 いち、に、さん、し、ご、ろく、しち、はち、きゅう、じゅう。笑えます。落ち着いたら、何に腹が立ったのかを考えるんです。
たいていは、言われたくないことを言われたくない人に浴びせられたときでしょう。例えば、「歴史を捏造するな!」と言われたら腹が立ちました。もう大統領ではなくなった人も言ってましたね。「1000年恨む」と。
しかし、課題の分離をすれば大丈夫。「ああ、そうですか」と。自分や大事な人に被害が及ぶようなら、反論はしておきましょう。
「あなたが言う恨み、歴史捏造とはどういうものですか?歴史というもとになる資料を示してください。話はそれからです。」と。
別の例を出しておきましょうか。例のあの人が良く言ったセリフ
「俺は、お前のためを思って言ってるんだぞ!」
「そうですか。ご心配ありがとうございます。でも、自分で出来るんで今後は結構です。」
嫌われますね(笑)。実際は、もう少し付け加えて反論しましたがここでは省略しておきます。
上司に反論するのは勇気が必要だと思います。タイトルにあるように。ボーナスの査定に響くんじゃないか?とか不安になりますよね?
実際査定に響きました(笑)。反論はほどほどに、、、
だからこそ、上司との関係は難しいですね。聞き流すというテクニックを使えばクリアもできます。聞き流すテクニックはいろいろな場面で使えますので、ぜひ身につけることをお勧めします。
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