日本国紀
日本国紀
~私たちは何者なのかー。~
百田尚樹 著
私が購入したときはすでに7刷でした。すごいですね。
確かに教科書では学べないことが数多く書かれていました。
百田さんご自身も虎ノ門ニュース(ネット番組)で宣伝されていましたが、近現代の記載が多くなっていました。
もちろん、それ以前の歴史についても単に年代と人物を並べただけの教科書とは全く違うものになっていました。
語り口調も興味深く、どんどん読めてしまうのは、百田さんの技術なのでしょう。
私が百田尚樹さんのことを知ったのは、「永遠のゼロ」でした。デビュー作だったそうですが、涙なしに読むことはできませんでした。
続いて、「海賊と呼ばれた男」「幻庵」と読みましたが、語り部は百田さんなのだと感じました。
子どもたちにも是非読んで欲しい一冊です。
一番伝えたいのは、日本がなぜ、大東亜戦争(教科書では太平洋戦争)を戦わなければならなかったのか? そして、なぜ、どのようにして敗北したのか? です。
これに尽きるといっても過言ではないでしょう。
個人的には、ぎりぎりで勝利した日露戦争のほうが良いのですが、、、
日露戦争で学べることも多くありますが、次の世代につなげるためには、大東亜戦争です。
百田さんも同じようなことを言っていました。だからこそ、近現代にページを配分したのだと。
日本があるべき姿になるその日まで、私も尽力していきます。