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知の湧水


渡部昇一 著

著名な方と考え方が同じような感じであることは、嬉しい気持ちになる。自分の小物感が露呈するが、今はそれでよしとしよう。

それだけ偉大な人だと思っているからだ。

日本という国、知識という認識の仕方。歴史など多岐にわたり書かれていた。帯には、「知の巨人ラストメッセージ」とある。

この本を書かれたのは、渡部昇一先生であるが、発行されたのが逝去された後だからだろう。

本というのは素晴らしいもので、まるで書かれてあることを語られているかのように錯覚する。

小説では、まるで映画の様になるからやめられないのだろう(笑)

自分自身が考えているところとの相違点はキリスト教ぐらいか。これは、私自身のキリスト教に対する知識がまだまだ不足しているからなのだと思っている。

マッカーサーについても認識は同じだった。

マッカーサー自身が、アメリカの上院外交合同委員会での証言を出されているのは、当然といえば当然だが、まだまだ今の日本に広まっていないだろうから私も取り上げることにする。

「日本は、主として自衛のために戦争に入ることを余儀なくされた」

これは事実だ。だからと言って、様々な人の意見を読むと、端的に「だから日本は悪くない」とは言えない。

様々な責任がある。倉山満氏ではないが、私もこう思う

最も重い責任は、戦争に負けたという事

いろいろと言いたいことはあるがまたの機会にしよう。話がそれた(笑)

渡部昇一先生の著書はこれから少しずつ拝読しようと思う。


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